入院の話題続き。。

隣のベッドのあんちゃんが、
「中国も日本と同じ生活水準になればいいのに・・・」

と言っていた。

「だいたい同じだよ」と答えておいたが、
今の現状だと金持ちは金持ちになっていくだけで全体の底上げになりそうな気がしない。
おそらく日本が世界の中で一番の共産主義だと思う。

あんちゃんの家は、南京から1時間ほど離れたところにあるそうだ。
年老いた母親がつきっきりで看病し、身の回りのことをしていた。
夜の0時に点滴時間があるのだが、そのときもどこからかそっとやってきて
寝たままで痛くなったであろう背中をぽんぽんと叩いてあげる。

笑ったりはしないけれどしわくちゃな顔にはやさしさがにじみ出ていた。

月曜日の朝、母親は布団やらを米袋につめ、竹の天秤を担いで病室を出て行った。
小さい体に大きい荷物が不釣合いだったけれど、なんだか力強さを感じた。

病気と向き合い、そしてそれを支えている人がいる。
そういう現実を見て、自分は、健康であることのありがたみをすっかり忘れていたことに
気付いた。

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